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FACULTIES & STAFFS

講師

アラン・バーン Dr. Alan Bern:ピアノ、アコーディオン

演奏家、作曲家、音楽学博士。2000年から毎年ドイツ・ヴァイマールで開催されている東欧ユダヤ音楽のワークショップ“Yiddish Summer Weimar”の主宰者としてイディッシュ音楽文化の教育普及に尽力。1970年代の米国でのクレズマー・リバイバルに尽力した中心的人物の一人。クレズマー音楽の伝統を現代に蘇らせたグループ“Brave Old World”のリーダーとして、若い世代に多大な影響を与えている。また“The Other Europeans”ではクレズマー音楽とロマ音楽の融合を目指し、その活動は高い評価を得ている。これらの功績で2016年のワイマール賞を受賞。クラシック、ジャズなどの他分野の演奏家との共演も多く、イツァーク・パールマン、現代音楽のジョン・ケージとも共演。2006年以来の来日。

Dr.Alan Bern

 

マーク・コヴナツキー Mark Kovnatskiy:ヴァイオリン、ダンス

演奏家、作曲家、舞踏家。 “Yiddish Festival Moscow”のディレクターとして

イディッシュ音楽の教育普及に尽力するほか、“Hamburg Klezmer Band”の

リーダーを務める。そのほか"European World Music Ensemble"、"Semer

Label Project"、 “Joel Rubin Ensemble”等で共演。近年は“Yiddish Summer Weimar”の講師も務めている。高度に芸術的な水準で演奏される彼の伝統的イディッシュ音楽は世界中で高い評価を得ている。

Mark Kovnatskiy

吉田佐由美:イディッシュ・ダンス

1987 年よりドイツ・ベルリン在住。1989 年よりイディッシュ・ダンスをMichael Alpert, Walter Zev Feldman, Sue Foy, Erik Bendix, Steven Weintraub ら世界的なイディッシュ・ダンサー、クレズマー演奏家に師事。

伝統的なイディッシュ・ダンスの唯一の日本人後継者。南イタリアのダンス

「タランテラ」のダンサーとしても活動。これまでにYiddish Summer Weimarのダンスコース講師を務めるほか、日本でも大阪大学大学院文学研究科、神戸

ユダヤ文化研究会主催のダンス・ワークショップなどで指導。

Sayumi Yoshida

コーディネーター:樋上 千寿(クラリネット)

同志社大学・大学院で西洋美術史、ユダヤ文化史を専攻。幼少よりピアノを習得、高校吹奏楽部でクラリネットを習得。大学院在学中に東欧ユダヤ系芸術家マルク・シャガールの作品解釈を進める中で、彼が描く「屋根の上のヴァイオリン弾き」はどんな旋律を奏でていたのか、という疑問が湧く。追究の途上でクレズマー音楽に出逢い2003年4月に「オルケステル・ドレイデル」を結成、クレズマー音楽の研究と習得、紹介に努めている。2005年からはドイツ・ワイマールで開催されるクレズマー音楽のワークショップYiddish Summer Weimarに参加し、Dr. Alan Bern, Walter Zev Feldman, Frank London, Joel Rubinらクレズマー演奏家や、Marin Buneaらロマ演奏家の指導を受けてきた。2007年から京都と東京で主催公演を開催。そのほか美術館主催のシャガール展関連イベントでの依頼演奏や、大学、学会主催のレクチャー・コンサートにも多数出演。これまでに2枚のCD「Shpil,Dreydel!」「Mazl Tov!〈おめでとう!〉」をリリース。著書に『ああ、誰がシャガールを理解したでしょうか?』(共著、大阪大学出版会、2011年、オルケステル・ドレイデルの演奏によるCD「クレズマー音楽」付属)など。 現在、京都造形芸術大学、京都美術工芸大学非常勤講師。 Orkester Dreydel

 

サポート・スタッフ(通訳)

アンナ・グラデュコヴァ(ヴァイオリン)

ウクライナ出身。ウクライナ・セバストポリ国立大学翻訳学部卒業、キエフ・シェブチェンコ国立大学英語言語学専攻博士課程修了、2012年より東京大学大学院文学研究科言語情報化学専攻博士課程に在籍。6歳よりヴァイオリンを始める。2006~2011年セミプロのバロコ音楽アンサンブルに参加。2009年より欧米で開催される様々なワークショップに参加、2014年と2015年夏にYiddish Summer Weimarに参加。Dr. Alan Bern、Deborah Strauss、Mark Kovnatskiyらに師事。現在東京でアイルランド、スウェーデン、ブルガリアの音楽やクレズマーを演奏するグループで活動を続けている。

 

三代真理子(アコーディオン)

幼少よりピアノを学び、東京藝術大学楽理科に入学。卒業後、同大学院進学。クレズマー音楽の構造分析を専門とする。2008年、2012~14年にドイツ・ワイマールで開催のYiddish Summer  Weimarに参加、Dr. Alan Bern、Walter Zev Feldman、Frank London、Joel  Rubinら多くの演奏家による指導を受けた。2011年9月より2012年9月末までロンドン大学東洋アフリカ研究学院で民族音楽学を学び、クレズマー研究を進めると同時にコーディオンをCarol  Isaacsに師事。現在、東京藝術大学音楽学部楽理科助手。

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