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あの“Yiddish Summer Weimar”がいよいよ今秋東京に上陸!!

クレズマー界きっての巨匠による、日本初の本格的クレズマー音楽ワークショップ!!

「世界で最も真面目で充実したクレズマー・ワークショップ」

 Yiddish Summer Weimar (YSW)は、1999年の夏に、European Summer Academyによるワークショップの一部門として、アラン・バーン博士が率いるクレズマー・バンドBrave Old Worldのメンバー5名がわずか1週間のイディッシュ音楽に関するワークショップを担当したことから始まりました。このワークショップが好評を博し、翌年からはイディッシュ音楽に特化したワークショップが毎年夏にワイマールにて開催されることになります。評判が評判を呼び、またワイマール市のみならず、ドイツ連邦やヨーロッパ連合(EU)による資金助成を得て、その内容も、講師陣も年を追うごとに拡充されていきました。YSWでは、単なる演奏技術の指導に終わるのではなく、イディッシュ音楽に関わる背景文化や歴史、さらにはロマやギリシャなどの周辺地域の音楽文化・舞踏文化も視野に入れつつ、常に新たな切り口から「生きた文化遺産」としてのイディッシュ音楽の現在形を追求してきました。現在では「世界で最も真面目で充実したクレズマー・ワークショップ」として世界中のクレズマー演奏家から絶大な支持を得ています。

 本年11月、17年間にわたりYSWを統括してきたアラン・バーン博士と、選りすぐりの講師を招聘し、YSW方式によるイディッシュ音楽のワークショップを東京にて開催します。ホロコーストを経てもなお新たな生命を紡ぎ続ける「イディッシュ文化」に音楽とダンスからアプローチする、またとないチャンスです。

 Yiddish Summer Weimar  

 

「ダンス」+「ダンス曲」で体得

 東欧ユダヤ人が親しんだクレズマー音楽は、そのレパートリーの多くがダンス曲で占められています。祝祭時や結婚式の各場面ではそれぞれ意味のこめられたダンスがクレズマー楽師の演奏で踊られました。したがってクレズマー楽師は旋律だけでなく各種のダンスにも通暁していなければなりませんでした。優れたクレズマー楽師は、同時に優れたダンサーでもあったと言われています。クレズマー音楽を理解するには、楽曲だけでなく、これらのダンスを同時に理解する必要があります。「ダンス」と「ダンス曲」は表裏一体のものなのです。

 

 世界トップクラスの講師による直伝

 このワークショップでは、世界の第一線で活躍する演奏家と舞踏家を海外から招聘し、クレズマー音楽とイディッシュ・ダンスの基礎を集中的に学びます。主にクレズマー音楽に高い関心をお持ちの演奏家や舞踏家、音大生の皆さんを対象に、「ホラ」や「ブルガール」、「フレイラハス」など、特に親しまれたダンスのステップ、拍子、テンポ、ノリなどを、実践を通して体得した上で、それぞれのダンス曲の演奏にも挑戦します。

 

日本では滅多に得られないこの貴重な機会に、ぜひ奮ってご参加下さい!!

​◎この催しはJSPS科研費15K02205の助成を受けて実施します。

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